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≪WIND風 Gパネの続編! Mk=2≫


題:パネルでポン 天界からの訪問者


《第1章 旅立ちの時》

?「・・・・・うっ・・・・・」

彼は目を覚ました。

女の子「よかった。気がついたのね」

その時、彼の頭の上に何かが飛び乗った。

?「うわ、なんだこれは?」」

女の子「ごめんなさい、その子は【羊のスージー】よ」

これで女の子が誰かなんて分かったも同然だな。

女の子「スージー、早く下りなさい」

スージー「・・・・・・・・・・・」

スージーは彼の頭から下りた。

彼は女の子のベッドの上で横になっていた。

?「君が俺を?」

女の子「ええ。それにしてもびっくりしたわ。あなたを見つけた時ひどい重症を負っていたんだもの」

?「そうだったのか・・・ひとまず礼を言おう。俺は【アキラ】。君は?ここはどこなんだ?」

女の子「私は、【風の妖精・ソフィア】よ。ここは【風の世界】よ。」

アキラは家の外を覘いてみた。

あたり一面に白い雲が浮いている。

アキラは雷の衝撃で、風の世界に落ちてしまったということに気づいた。

アキラ「風の世界ということはここはホップルスなのか?」

ソフィア「それはそうだけど・・・どういうことなの?」

アキラ「俺は天空の世界の者だ」

ソフィア「天空の世界?聞いたことがないわ」

アキラ「知らないのも無理はない。天空の世界はこのホップルスよりはるか上空にある」

ソフィア「じゃあ、あなたはその天空の世界から落ちてきたの?」

アキラはソフィアから質問を受けるとうなずいた。

ソフィア「なぜ?」

アキラ「少し前のことだ・・・・・天空の世界に3人の女神がやって来た」

どこかで聞いたようなせりふだな・・・

アキラ「その女神たちはすべてを自分たちの物にしようと天空の世界の守護神・神竜(シンリュウ)をあやつりの魔法であやつろうとたくらんでいた」

アキラ「俺は彼女らのたくらみを阻止すべく3人の女神に勝負を挑んだ」

ソフィア「それからどうなったの?」

アキラ「俺は彼女らの魔法に敗れ、神竜を奪われてしまった・・・」

アキラ「そして彼女らは神竜をすべてを破壊しつくす【死竜・デスザウラー】にした」

その時、ホップルスの上空に異変が起きた。

ソフィア「あれは・・・雷雲?」

その直後、ホップルスに無数の雷が落ちた。

ソフィア「きゃっ!」

アキラ「あれは、あの時と同じ・・・」

ソフィア「なんですって!」

アキラ「こうしてはおれん」

アキラはソフィアのベッドから立ち上がった。

ソフィア「まだ寝ていなきゃだめよ」

アキラ「もう大丈夫だ。傷は治っている」

ソフィアはアキラの体を見た。たしかに傷は治っていた。

ソフィア(どうして?)

アキラ「世話になったな。俺はもう行く」

ソフィア「待って」

アキラ「なんだ?」

ソフィア「私も行くわ」

アキラ「・・・・・。命を落としかねんぞ。それでも行くのか?」

ソフィア「ホップルスがたいへんだっていうのに、指をくわえてみていられないわ!」

アキラ「わかった」

アキラは2本の剣を手に取った。

アキラ「ソフィア、ここから1番近い世界はどこだ?」

ソフィア「【炎の世界】よ」

アキラ「よし、まずはそこへ行くぞ!」

ソフィア「スージー、留守番お願いね」

スージーはうなずいた。

アキラたちは虹の橋を渡り、炎の世界へと向かった。


第2章へ続く・・・


《今回の演出者》

アキラ(主人公)

ソフィア(風の妖精)

スージー(風のマスコット)


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