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≪WIND風 Gパネの続編! Mk=9≫


題:パネルでポン 天界からの訪問者


《第8章 新たな敵?》

アキラたちが海の世界に近づくにつれて潮の匂いが漂う。

ソフィア「さっきの子は誰だったんだろう?」

レイア「あいつが俺たちを監視してたってこともありうるよな」

ティンク「じゃあ、あの人は僕たちの敵ってことになるよね?」

セシル「まだ、そうと断定することはできないけど・・・」

アキラ「今はそのようなことを考えても仕方ない。先を急ぐぞ」

リンゼ「そうだね」

ピュア「あれが海の世界よ」

アキラたちは海の世界にたどり着いた。

見渡す限り海が広がる。

ソフィア「【ナティア】さんはどこかしら?」

アキラ「この世界の妖精か?」

ソフィア「ええ」

ピュア「呼んだら出てきてくれるはずだよ」

ティンク「よーし!ナーティーアーねーちゃーん!!!」

ティンクは大声で叫んだ。

シ〜〜〜ン・・・・・・・・・・

ティンク「あれ?」

次の瞬間、海の中から無数の魔物が現れた。

アキラたち「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔物G「誰だーっ!俺たちの昼寝を邪魔するやつは!」

レイア「何で魔物がここにいるんだ!?」

リンゼ「知らないよそんなこと!」

アキラ「とにかく行くぞ!」

アキラ「つむじ風!」

魔物H「へっ、甘いぜ!」

魔物たちは海中に潜り、アキラの魔法をかわした。

アキラ「なに、ならば!」

アキラ「【豪雷!】」

アキラは雷の魔法を海に放った。

魔物たち「アギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!」

次々と浮いてくる魔物たち。

ソフィア「アキラって雷の魔法も使えるのね」

その時、海の中から人魚が現れた。

だが様子がおかしい。

アキラ「誰だ?」

セシル「ナティアさんだわ!」

レイア「ナティアさん・・・気を失ってるようだけど」

アキラ「どうやら今の俺の魔法で感電してしまったようだな」

妖精たち(やっぱり・・・)

それから数分後、ナティアは目を覚ました。

ナティア「・・・・・・・・・・!?」

ピュア「よかった、気がついたわ」

ナティア「ここは?」

アキラたちはこれまでの出来事をナティアに話した。

ナティア「そうだったの・・・」

ソフィア「とにかく先を急ぎましょ!」

アキラたちが行こうとした時、魔物たちが目を覚ました。

魔物G「てめーら、さっきはよくもやってくれたな!ぶっ殺してやる!」

ティンク「もう、しぶといな!」

その時、海の中から巨大な竜が現れた。

竜「てめーら!よくも俺様の可愛い子分たちをやってくれたな!」

魔物たち「親瓶(おやびん)!」

竜「てめーら全員、俺様の餌食にしてくれる!」

アキラ「何だあいつは」

魔物H「このお方こそ海で最強と言われる【海竜王・リバイアサン】様だ!」

セシル「海で最強?」

リンゼ「勝てるの?」

次の瞬間、海のはるかかなたから男の子の声がした。

男の子「待ーてーやーーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ソフィア「何、今の声?」

レイア「あっちから聞こえたぜ」

全員がレイアが指さした方向を見るとものすごい水しぶきが上がっていた。

全員「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

リバイアサン「何だあれは?」

魔物I「親瓶!船がものすごい勢いでこっちに向かって来やすぜ!」

魔物以外「船?」

男の子「おめーらぁ!海で一(いっ)ちゃん強(つえ)ーのは『海の男』に決まっとろーがーっ!!!」

ティンク「海の・・・・・・・・・・」

ピュア「男・・・・・・・・・・?」

男の子は竿を手に持った。

男の子「巨大ウツボの1本釣りじゃーっ!」

男の子は竿を振り回し、糸先の針をリバイアサンの口に引っ掛けた。

男の子「おんどりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

リバイアサン「!!!」

リバイアサンは男の子によって釣り上げられた。

男の子「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

魔物たち「親瓶!」

DOOOOOOON!(リバイアサンが男の子の船に落下した時の音)

リバイアサン「馬鹿な・・・この俺様が敗れるとは・・・あと・・・俺様はウツボじゃねぇ・・・」

男の子はリバイアサンを倒した。

ってこんなのでいいのかーっ!

レイア「すんげ〜」

魔物J「親瓶がやられた!に、逃げろー!」

魔物たちは逃げていった。

男の子「今日も大漁じゃ!が〜っはっはっはっ!」

セシル「何なの・・・あの人?」

リンゼ「さぁ・・・・・・・・・・・・・・・」

ナティア「あの〜、あなたは?」

ナティアは男の子に聞いてみた。

男の子「ん?わしか?わしは【リョウ】じゃ」

リョウ「にしても、ここはどこなんじゃ?」

ナティア「ここは海の世界よ」

リョウ「海の世界?なんじゃそりゃ?」

アキラ「どうやら、ホップルスの者ではなさそうだな」

リョウ「ほっぷるす?なんじゃそりゃ?」

アキラたちはリョウにホップルスとこれまでの出来事を話した。

リョウ「ふ〜ん、そうじゃったんか。よし、ならわしもお前らと一緒に行こう」

ソフィア「それは心強いわ!」

ピュア「それじゃあ次の世界へ急ぎましょ!」

アキラ「ここから一番近い世界はどこだ?」

ソフィア「【月の世界】よ」

アキラたちは虹の橋を渡り、月の世界へと急いだ。


第9章へ続く・・・


《今回の演出者》

アキラ(主人公)

ソフィア(風の妖精)

レイア(炎の妖精)

セシル(水の妖精)

リンゼ(緑の妖精)

ティンク(氷の妖精)

ピュア(宝石の妖精)

ナティア(海の妖精)

リョウ(?)

魔物(敵)

リバイアサン(海竜王)



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