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≪WIND風 Gパネの続編! Mk=11≫


題:パネルでポン 天界からの訪問者


《第10章 奇襲再び》

ここは、太陽の世界。

兵士A「カイン王子、魔界より多くの魔物がここへ向かっています」

カイン「なんだって!」

魔物たちが太陽の世界にたどり着いた。

魔物M「やろーども!とっととこの世界をいただくぞ!かかれーっ!」

それを阻止すべく世界中の兵士たちが立ち向かう。

世界中から怒りの叫びが響く。

しかし、世界中の兵士たちと魔物との数には圧倒的な差があった。

兵士たちは徐々に押されてゆく。

兵士B「カイン王子、このままでは世界は滅んでしまいます。早く避難を!」

カイン「諦めるな!どうにかしてこの世界を守りきるんだ!」

兵士C「しかし・・・」

その時、1人の女の子が立ち上がった。って誰か分かるよな・・・

女の子「私も戦うわ!」

兵士D「き、危険なんですよ!今はこの城にいた方が・・・」

カイン「僕も出る!行こう、フリル!」

フリル「よ〜し、行くぞ!」

おおおおおっ!ついにフリルとカインの登場だぁぁぁぁぁぁぁっ!

フリルたちは太陽の世界を守るべく戦場へと足を踏み入れた。

兵士E「カイン王子!フリル殿!あぁ・・・行ってしまった・・・・・どうしよう・・・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

一方アキラたちは虹の橋を渡り太陽の世界へと向かってゆく途中だった。

ナティア「そういえばリョウはどこの世界の人なの?」

リョウ「わしの場合世界というより国と言った方が正しいかのぅ」

アキラ「国?」

リョウ「まぁ、お前らの言う世界と同じようなもんじゃ」

ティンク「で、どこの人なの?」

リョウ「日本じゃ」

リョウ以外「日本?」

セシル「聞いたことないわ」

リンゼ「その日本ってどこにあるの?」

リョウ「こっからじゃよく分からん」

サラ「ではどうやってこのホップルスまで来たのですか?」

リョウはサラの質問に答えた。

リョウ「そうじゃのう・・・今から一年くらい前じゃったかのう・・・」

リョウ「わしが海へ漁に出かけた時、ものすごい大竜巻におうて(遭って)のう・・・気づいたらあたり一面が海になっとったんじゃ」

レイア「その竜巻の影響で海の世界にたどり着いたってわけか」

リョウ「まぁ、そんなもんかのぅ」

今度はピュアがリョウに質問した。

ピュア「漁って何?」

リョウ「簡単に言えば魚を獲ることじゃ」

サラ「そろそろ太陽の世界ですね」

アキラたちは太陽の世界にたどり着いた。

そこでアキラたちは太陽の世界の兵士たちと魔物たちが争っているのを目(ま)の当たりにした。

リョウ「な、何じゃこりゃ!?」

サラ「どうやら魔物たちは本格的に侵略行為を開始したようですね」

リンゼ「つべこべ言っている暇はなさそうだね」

ソフィア「早く魔物たちを倒さないとこの世界が侵略されてしまうわ」

アキラ「よし、行くぞ!」

その頃フリルたちは・・・

カイン「はぁ、はぁ・・・一体どれだけいるんだ!」

フリルたちは魔物たちに囲まれていた。

フリル「多すぎる・・・このままじゃみんなやられてしまうわ」

魔物N「へっへっへ。お前ら2人まとめて地獄に送ってやるぜ!」

魔物たちがフリルたちに襲いかかる。

フリル「もうだめ!」

カイン「これまでなのか・・・」

アキラ/ソフィア「ライジングストーム!!」

フリルたちが諦めかけた瞬間、電気の竜巻が魔物たちを吹き飛ばした。

フリル/カイン「!!!」

ソフィア「フリル!カイン!大丈夫」

アキラたちはフリルたちと合流した。

フリル「ソフィア、どうしてここへ?」

アキラ「話は後だ!行くぞ!」

ティンク「よ〜し、僕たちも行くぞ〜っ!」

ティンク「【ブリザー!】」

ティンクが放った吹雪は魔物たちを凍結させる。

魔物たち「さささ、寒い・・・・・・」

ピュア「私も行くぞ!」

ピュア「【プリズムクラッシュ!】」

ピュアが放った魔法が魔物たちを襲う。

魔物たち「あーたたたたたたたたたたた」

アキラ「ティンク、ピュア!合体魔法を使え!」

ティンク「よし、行くよピュア!」

ピュア「うん!」

ティンクとピュアは一斉に魔法を放った。

ティンク「ブリザー!」/ピュア「プリズムクラッシュ!」

次の瞬間、雪が宝石と化し、宝石の吹雪が起こった。

ティンク/ピュア「【プリズムブリザード!!】」

宝石の吹雪が次々と魔物たちをなぎ倒してゆく。

魔物たち「アギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」

セシル「すっご〜い!」

リンゼ「2人とも腕を上げたね!」

ソフィア「この調子で行きましょう」

しかし、魔物たちの侵略は一向におさまらない。

レイア「まだ、来んのかよ!」

ナティア「やるしかなさそうね」

ナティア「【ウエーブ!】」

ナティアが放った波が魔物たちをのみ込む。

魔物たち「ぶくぶくぶく・・・・・・」

サラ「行きます!」

サラ「【ムーンストライク!】」

サラが放った魔法が魔物たちを弾き飛ばす。

魔物たち「ストラーイク!」(ボーリング)

次の瞬間、黒馬に乗った騎士が現れた。

騎士「我が名は【闇の騎士】!魔王・サナトス様の命令により、おぬしらの首をいただく!」

フリル「なんですって!」

レイア「新手の登場ってわけか、上等だぜ!」

闇の騎士「天空の世界の者よ、我と一騎打ちで勝負!」

アキラ「なに!?」

闇の騎士「いざ、純情に勝負!」

闇の騎士が黒馬から下りると、アキラに襲いかかって来た。


第11章へ続く・・・


《今回の演出者》

アキラ(主人公)

9人の妖精

カイン(太陽の王子)

リョウ(漁師)

太陽の世界の兵士(味方)

魔物(敵)

闇の騎士(敵)


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