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≪WIND風 Gパネの続編! Mk=30≫


題:パネルでポン 天界からの訪問者


《第29章 決着》

アキラ「行くぞ、光よ!」

アキラの目の前に巨大な魔法陣が現れた。

アキラ「シャイニングフォース!」

アキラが放った光の衝撃波がコーデリアを吹き飛ばした。

コーデリア「くっ、少しはやるようだね。しかし、それ程度でこのわたくしを倒すことはできないよ!」

コーデリアは魔法を放った。

アン「遅い!」

アキラたちはコーデリアの魔法をひらりと避ける。

 コーデリア「だったらこれでもくらいな!」

コーデリア「【シャインアロー!】」

無数の矢がアキラたちを襲う。

アキラ「甘い!光よ!」

アキラは魔法陣を出現させコーデリアの魔法をかわした。

コーデリア「それでこのわたくしの魔法をかわしたつもりかい?」

アキラ「なに?」

 コーデリアはさらに光の矢を放った。

その矢は次々と魔法陣に攻撃してゆく。

コーデリア「それ程度の防御壁など打ち砕いてくれるわ!」

その時、魔法陣にヒビが入った。

アン「魔法陣が破(やぶ)られる!」

次の瞬間、魔法陣が砕け、光の矢がアキラたちに直撃した。

アキラたち「うわーっ!」

アキラたちは倒れた。

コーデリア「おーっほっほっほ、しょせんお前たちの力ではこれが限度。このわたくしに敵うことは決してないんだよ!」

アキラ「くっ・・・・・」

?「負けないで!」

アキラ「!?」

アン「今の声は・・・」

アキラたちが振り向いた先に檻に閉じ込められたソフィアがいた。

ソフィア「アキラ、負けないで、頑張って!」

アキラは立ち上がった。

コーデリア「小娘め、余計なことを!お前から始末してやる!」

コーデリアはソフィアに向かって魔法を放った。

アン「あのままじゃ檻ごとソフィアが吹っ飛んじまう」

アキラ「そうはさせるか!」

次の瞬間、アキラの背中から無数の翼が現れた。

コーデリア「今からその小娘を助け出そうとは無謀な」

その時、アキラはソフィアの所にいた。

アン「速い!」

アキラは檻を破壊し、ソフィアを救出した。

コーデリア「馬鹿な!100メートルをわずか0,1秒で進んだだと!」

コーデリア、お前の動体視力はいくらだ?

アキラ「ソフィア、今までずいぶんつらい思いをさせてしまったな・・・」

ソフィア「ううん、いいの・・・」

アン「そこのお二人さん、お熱いのは結構だけど今の状況を考えとくれ・・・」

アキラ(熱いってどういう意味だ?)/ソフィア「/////」←赤面

次の瞬間、光の矢がアキラたちを襲った。

アキラ「危ない!」

アキラは魔法陣を出現させコーデリアの魔法をかわした。

アキラ「二人とも無事か」

ソフィア「ええ、それにしても今の力は?」

アン「そいつは天使の力さ、まさかアキラが天使だったとは驚きだったね」

アキラ「話はそこまでだ。今はコーデリアを倒す方が先決だ」

ソフィア「そうね」

アン「ソフィア、あんた大丈夫なのかい?」

ソフィア「もちろんよ」

アキラ「よし、行くぞ!」

コーデリア「たかが三人になったくらいでこのわたくしを倒せると思うな!」

コーデリアは光の矢を放った。

アキラ「俺たちにその魔法はもう通用しない!」

アキラ「シャイニングフォース!」

アキラが放った光の衝撃波はコーデリアの魔法を吹き飛ばした。

ソフィア「今度はこっちの番よ!」

ソフィア「【クラウド!】」

次の瞬間、コーデリアの周りを雲が覆っていった。

コーデリア「何だこれは、目くらましのつもりか?」

ソフィア「アキラ、私と一緒に雷の魔法を放って」

アキラ「合体魔法か、分かった」

アキラとソフィアは一斉に魔法を放った。

アキラ「豪雷!」/ソフィア「サンダーボルト!」

二人の魔法は強力な雷と化した。

アキラ/ソフィア「【ギガサンダーボルト!!】」

アキラたちの合体魔法はコーデリアを覆っていた雲に吸収され、雷雲と化した。

アン「そうか!ソフィアは最初からこれを狙っていたのか!」

ソフィア「行っけー!」

ソフィア「【ライジングダンス!】」

次の瞬間、コーデリアを覆っていた雷雲が強力な雷を放ち、コーデリアを撃った。

コーデリア「ぐふっ・・・・・さすがに今のは効いたよ・・・・・しかし、これで勝ったつもりかい?」

アキラ「まだ戦おうとでも言いたいのか」

ソフィア「諦めなさい、今のあなたに勝ち目はないわ」

コーデリア「お黙り!お前たちは必ずここで死ぬということを教えてやる!」

アン「ゴチャゴチャうるさいね!これでもくらいな!」

アン「【マインドブレイカー!】」

アンの魔法がコーデリアに直撃。

コーデリア「ぐっ・・・な、何だこの魔法は・・・・・あ・・・頭が・・・・・」

アン「教えてやるよ。そいつは人の心の中にある負の感情を徹底的に崩すって効果さ」

コーデリア「何だと!」

アン「アキラ、今がチャンスだよ」

アキラ「分かった!」

アキラの目の前に巨大な魔法陣が現れた。

アキラ「コーデリア、お前のような奴にこのホップルスは決して渡さない!風よ、雷よ、そして光よ!」

アキラ「吹き飛べ!【アルティメットストリーム!】」

次の瞬間、光の大竜巻が起こった。

光の大竜巻はコーデリアを吹き飛ばした。

コーデリア「うわーっ!」

その後、コーデリアは床に落ちた。

アン「やったか?」

アキラ「いや、まだだ!」

その時、コーデリアが立ちあがった。

コーデリア「これで・・・勝ったと思ったら大間違いだよ。こうなったからにはこの世界もろともお前たちを消し去ってくれる!」

コーデリア「ふふふふふ・・・・・・アーッハッハッハ!」

次の瞬間、コーデリアは光とともに消えた。


第30章へ続く・・・


《今回の演出者》

アキラ(主人公)

ソフィア(風の妖精)

アン(闇の妖精)

コーデリア(女神)


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